現場監督の全て

【8年5ヶ月の経験者から語る】現場監督に向いてない人8選と向いている人8選

現場監督の仕事ってどんな人が向いていなくて、どんな人が向いているのでしょうか?

こんな疑問に、前の職場で現場監督として8年5ヶ月間働いていた私がお答えします。

 

現場監督の仕事は、経験者の私が思うに向き不向きが明確になっているので、本記事を読んで「自分は向いてないな」と思ったら現場監督の仕事は9割くらいやめておいた方がいいです。

実際私も高卒で8年5カ月間、『出張先または本社工場内での現場監督・現場代理人』『試運転助成員または責任者』を電気・機械両方の業務としてこなして来ましたが、5年目あたりから「あんまり向いてないな」と思い出し、9年目で退職することを決意しました。

 

退職の理由は『向いてない』だけではなかったんですが、理由の1つではありました。

ということで、本記事では『現場監督に向いてない人』『現場監督に向いている人』を紹介・解説していきます。

まずは現場監督に向いてない人からです。

現場監督に向いてない人

 

現場監督に向いてない人は以下の8個です。

  • 忘れっぽい人
  • 飽きっぽい人
  • 汚れるのが嫌な人
  • 出張に行きたくない人
  • 言いたいことが言えない人
  • 言われたことしかできない人
  • コミュニケーションが苦手な人
  • 休日に電話が掛かってくるのが嫌な人

これらを個別に解説していきます。

 

忘れっぽい人

現場監督の仕事は、安全・品質・工程の管理業務がメインで、人命に関わる仕事でもあります。

例えば、前日の作業終わりに現場(かなりの高所)の確認を忘れていて、翌日その現場に落ちていた工具を誰かが気付かずに蹴ってしまって、下に居る他の作業員の頭に工具が当たってしまい、打ちどころが悪くて亡くなってしまった。ということも考えられるわけです。

上記はあくまで一例に過ぎませんが、本来やるべきことを忘れてしまうと様々な労働災害に繋がってしまい、最悪は容疑者として逮捕されてしまうこともあります。

なので、現場監督は忘れっぽい人には全く向いてないです。

 

飽きっぽい人

現場監督は仕事のジャンルなどにもよりますが、毎回やることはほぼ一緒です。

例えば、ベルトコンベアの設置のみをしている企業であれば、ベルトコンベアの大きさ・長さは変わるにしても結局毎回やることはほぼ一緒なので飽やすいです。

 

私の前の職場では多くの機種の設置業務があったため、出張が多く全国各地を飛び回っていたのですが、結局どこに行こうともやることは同じだったので、飽きてしまって辞めちゃいました。

なので、現場監督は飽きっぽい人には向いてないです。

 

汚れるのが嫌な人

現場監督は、基本的に作業をしてはいけないので作業員と同様に汚れることは少ないです。

しかし、現場によっては砂ぼこりがひどかったり、石炭のススがそこら中に舞っていたり、下水道での仕事があったりとひどい環境での仕事も普通にあります。

また、状況確認や検査のために地を這ったり、潤滑油を触ったりと汚れることが普通にあります。

なので、汚れる仕事が嫌な人は現場監督は向いてないです。

 

出張に行きたくない人

これは完全に企業によりますが、多くは出張で現地に行って業務を行います。

私の経験上、1週間の短期出張もあれば1,2年の長期出張もあるので、出張に行きたくない人は現場監督に向いてないです。

 

言いたいことが言えない人

現場監督の業務は管理が主なので、下請け業者に指示を出さないといけません。

しかし、すんなりとこちらの言うことを聞いてくれる人ばかりではなく、時々声を張り上げて怒らないといけないこともあります。

また、お客さんや他業者との工程調整などをする時がありますが、基本的に自分の都合の良いように言ってくることが多いため、「それだとうちの作業が間に合わないので○○にして下さい」など、自分の言いたいこと言うべきことをはっきりと言わないといけません。

なので、言いたいことが言えない人は現場監督に向いてないです。

 

言われたことしかできない人

基本的に現場仕事というものは予定通りには進まず、何かしらの問題が発生します。

さらに、問題の多くは期日が急なモノで、どういった問題が起きた時にどういった対応をするのが適切なのか?ということをリアルタイムで判断しなくてはいけないことが多かったりします。

しかもこういった問題が日常茶飯事で起きるので、ほぼ毎日マニュアルには書いていないことを考えないといけなかったりすることもしあります。

なので、現場監督は言われたことしかできない人には向いてないです。

 

コミュニケーションが苦手な人

現場監督の主な仕事=コミュニケーションを取ることと言っても過言ではないくらい、いろいろな方とコミュニケーションを取ります。

例えば、以下のような人たちです。

  • 下請け
  • 作業員
  • お客さん
  • 本社の設計・営業
  • 他業者の現場監督、設計
  • 現場での同僚・現場代理人
  • 機器調整をしてくれるメーカーさん

これができないと仕事にならないので、コミュニケーションが苦手な人は現場監督に向いてないです。

 

休日に電話が掛かってくるのが嫌な人

これは現場監督あるあるですが、現場が休日も動いている場合は自分が休みだったとしても、お客さんなどから電話が掛かってくることがあります。

逆に自分から緊急で電話をする場合もあるので、これは致し方ないことです。

 

なので、休日に電話が掛かってくるのが嫌な人は現場監督には向いてないです。

 

続いて現場監督に向いている人を紹介していきます。

 

現場監督に向いている人

 

現場監督に向いている人は、基本的に『現場監督に向いてない人』の逆になりますが、以下の8個です。

  • 汚れる仕事でも大丈夫な人
  • 同じような業務でも飽きない人
  • 常に自分で考えて行動できる人
  • コミュニケーションが得意な人
  • 言いたいことがしっかり言える人
  • 出張に行きたい人・抵抗がない人
  • やるべきことを忘れずにこなせる人
  • 休日に電話が掛かってくることに抵抗がない人

内容的にも『現場監督に向いてない人』の真逆になるので、全部の解説は省略します。

この中でも『常に自分で考えて行動できる人』『コミュニケーションが得意な人』『言いたいことがしっかり言える人』『やるべきことを忘れずにこなせる人』に該当する方は、現場監督にかなり向いているので、その理由について個別に解説していきます。

 

常に自分で考えて行動できる人

担当する現場やジャンルにもよりますが、現場監督は基本少数精鋭で仕事をすることが多いです。

規模の小さい現場だと、時には1人もしくは2人だけでの現場もあるため、安全・工程・品質管理をほぼ全て自分がやらなければいけないことも結構あります。

なので、1日の限られた時間の中で効率よく業務をこなしていく必要があります。

 

何が大変かと言うと、『溶接作業は13時までに終わらせないといけない』『15時~の工程会議に出席しないといけないから14:30には現場を離れないといけない』『17時までに書類を提出しないといけない』といったように、時間が決まっている業務が多いのでしっかりスケジューリングしていかないといけないわけです。

しっかりスケジューリングしても、新たな問題が現場で発生するとそっちの対応をしなければならないから、何を優先させるべきか?瞬時に判断する必要があります。

 

上記のような感じで自分で考えて瞬時に判断する能力が必要なので、常に自分で考えて行動できる人は現場監督にかなり向いていると言えます。

 

コミュニケーションが得意な人

『現場監督に向いてない人』では、"多くの人とコミュニケーションを取る必要がある"と書きましたが、ただコミュニケーションを取るだけではダメなんですよ。

どんな人でも仲良くなれるということが結構重要で、『現場監督には"責任者や職人と良い関係性をつくれるスキル"が必須な理由5選』でも解説している通り、仲良くなることで「○○さんのためなら安くしときますよ」「○○さんが言うならしょうがないですね。うちの工程を遅らせましょう」と言ってもらえることもあります。

 

コミュニケーションが得意な人には"どんな人でも仲良くなれる"という人も結構多いので、現場監督に向いてます。

 

言いたいことがしっかり言える人

『現場監督に向いてない人』でも解説したように、現場監督は主に管理業務なので『人命』『品質』『工程』を守るために言うべきこと言うべきタイミングでしっかり言う必要があります。

なので、誰が相手だとしても『言いたいことが言える人』は現場監督に向いてます。

 

やるべきことを忘れずにこなせる人

現場監督の仕事を実際にしてみると分かるんですが、「あ、ヤバい○○するの忘れてた」というたった1つのミスが労働災害や製品の破損に繋がることが結構多いんです。

『現場監督に向いてない人』でも一例挙げましたが、別の例も挙げてみます。

 

例えばクレーンで製品を吊る作業があるという時に、事前に製品重量・重心を下請け業者に伝える必要がありますが、製品を出荷する直前に輸送計画が変わって製品重量・重心が変わることがあります。

クレーンの選定や配置は事前に決めているものなので、変更があった時には即座に下請け業者へ伝えないといけないのですが、これを忘れてしまうと『過重量によるクレーンの転倒』『過重量によって正規の位置まで運べない』『余計なモノが付いていて据付できない』といった問題が発生することがあります。

 

こういった問題が発生すれば下手すると死亡事故にも繋がりかねないので、しっかり忘れずにやるべきことをやれる人でないと危険です。

なので、『やるべきことを忘れずにこなせる人』は現場監督に向いてます。

 

現場監督に向いてない人は就職しない方がいいし、できれば転職した方が良い

 

『現場監督に向いてない人』に関して、今回紹介した以下のようなことが当てはまる方は絶対就職しない方がいいですし、既に就職してしまっている方は転職することを推奨します。

  • 忘れっぽい人
  • 飽きっぽい人
  • 汚れるのが嫌な人
  • 出張に行きたくない人
  • 言いたいことが言えない人
  • 言われたことしかできない人
  • コミュニケーションが苦手な人
  • 休日に電話が掛かってくるのが嫌な人

現場監督は些細なミスでも金額的に割と大きなマイナスが発生しやすいので、ミスの多い人は上司からうるさく言われたり関係者にも嫌われやすかったりします。

金額的な問題だけならまだいいですが、自分のミスで死亡事故が起きた場合は一生そのことを引きずって生きていくことになります。

 

上記のことから、『現場監督に向いてない人』は現場監督の仕事はマジでやらない方がいいです。

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